ししおどし

すっかり日本庭園の演出の１アイテムになっているししおどし。

本来は農作物を荒らす鳥獣を音で追い払うために空海によって考案され・・・

たかどうかは未確認ですが、誰かが考案しました。

今では鳥獣を追い払う目的よりは　“　和　”　の演出のためによく用いられます。

しかし鳥獣を追い払う目的であんなに風流なものを開発するとは

昔の人はそんなとこにも遊び心を持っていて感心します。

先日、T様邸のししおどしがよくTVドラマで聴く　カッコーーーーー～ン

という音が出ない・・・との事で竹を用意し据えなおしてきました。

以前施工された造園業者様が音が響くようにと石の下にツボを入れていると聞き

掘ってみましたが、出てきたのは植木鉢をさかさまにしたものでした・・・。

色々なやり方があるなぁ・・・と感心？しました。

格闘すること約2時間・・・。

カッコーーーーー～ン　とまではいかなくても　カッコーーー～ン　くらいまでは

奏でるようになりました。

秋の夜長にこの音を聴きながら酒を飲むのもまた一興

早く秋よ来い

長持ちしますように（祈）